ゴミ屋敷になってしまう原因とは
心を満たすために収集癖がある方も少なくありません。
集めるモノへのこだわりがあるコレクターとは違い、集めるモノへの執着ではなく、集める事に執着し、ゴミでも何でも異常なまでに収集し、ゴミ屋敷にしてしまう人を見ると、「何か重大な精神疾患があるのでは?」と思ってしまいます。
初めから精神疾患を持った人がゴミ屋敷を引き起こす場合もあれば、普通に生活をしてきた人が、あるきっかけからゴミ屋敷化するという場合もあります。
ゴミ屋敷になる原因『孤独』
離婚や家族の他界、一家離散等が原因で孤独となり、寂しさや不安から精神に異常をきたし、ゴミを集めだすという例です。
ゴミを集めたところで心の寂しさは埋まりません。それは本人もわかっています。
しかし、集める行為を続けるうちに、ゴミに囲まれることで安心するという心理状態になるのです。
ゴミ屋敷になる原因『ADHD(注意欠如多動性障害)』
発達障害の一つであるADHD(注意欠如多動性障害)が原因でゴミ屋敷になってしまうパターンです。
ADHDの特徴として、一つのことに集中して取り組むことができないということがあります。
片づけをしようとしても、他のことに気を取られて集中できず、なかなか進まないことが原因です。
ゴミ屋敷になる原因『セルフネグレクト』
自分自身に関心がなくなる「セルフネグレクト」の人は、人間関係を拒否したり日常生活をおろそかにします。
自分がどうなろうと関心がないため、満足な食事も取ることも入浴も拒否し、部屋のゴミを片づけたり掃除をすることもなくなってしまいます。