ゴミ屋敷がもたらす健康被害

ゴミ屋敷は、単に見た目が良くないとか敷地からゴミがはみ出て困るというだけの問題ではありません。
ゴミ屋敷は、住人にとって健康被害という危険な問題を抱えています。

ゴミ屋敷がもたらす健康被害『害虫』

ゴミ屋敷のゴミ山となっているのは、衣類やコンビニのビニール袋、ペットボトルや雑誌、DVDだけではなく、食べかけの弁当、お菓子、食べかす、腐った食べ物なども堆積しています。

そこに、ゴキブリやハエ、ネズミなどの害虫が集まってきます。それらの害虫が腐った食べ物に卵を産みつけ、ハエが大量発生することもあります。

ゴキブリやハエなどの害虫は、様々な細菌を持っているため、感染すると下痢や腹痛、発熱、悪寒や頭痛、吐き気、嘔吐を伴います。

また、ムカデなどの毒のある害虫が発生することもありますし、蚊が媒介して伝染病に感染するリスクも増えてしまいます。

ゴミ屋敷には、ハウスダスト、ホコリ、カビが充満しています。
その空気を吸い続けることは、アレルギー症状を引き起こす原因となり、皮膚の赤みや腫れ、じんましん、目の充血やかゆみ、くしゃみ、鼻づまり、咳などのトラブルや、呼吸困難などの症状を引き起こすこともあります。

不衛生な環境で過ごしていると、気づかないうちに健康が蝕まれ、精神的にも悪影響を及ぼします。

取り返しがつかなくなる前に、ゴミ屋敷から抜け出すための一歩を踏み出しましょう！