適正料金で遺品整理を依頼するには?料金相場と業者の見分け方を紹介
親族など大切な人が亡くなった後、部屋の遺品整理を行わなければいけません。その際、「遺品整理業者」に依頼を考える方も多いでしょう。専門業者の作業員が亡くなった方の遺品整理を代行してくれるサービスですが、業者選びに迷ったりと悩む方が多いのではないでしょうか。
この記事では、遺品整理の適正料金・費用相場、依頼方法を紹介します。業者の中には、不適正な処分費用を請求してくる会社もあるので、しっかりポイントを確認しましょう。
1.遺品整理の料金相場
遺品整理を行う際の料金相場を紹介します。
あくまで相場の料金です。物の量によって金額は前後するので、参考価格としてご覧下さい。
自分で遺品整理を行う場合と、業者に頼む場合それぞれの相場を確認しましょう。
1-1.自身にて遺品整理を行うケース
業者に依頼をせず自身で遺品整理を行う際も、家電や家具を処分するときに粗大ゴミ回収などで費用がかかります。
ここでは、部屋の広さごとの料金相場をご紹介。処分費用のみの金額であり、物を運ぶ際にかかる車のガソリン代などは含みません。
【ワンルーム】8,000円~20,000円
【1DK】10,000円~30,000円
【1LDK・2DK】15,000円~40,000円
【2LDK・3DK】30,000円~50,000円
【3LDK・4DK】35,000円~70,000円
【4LDK・5DK】45,000円~90,000円
1-2.業者にて遺品整理を行うケース
遺品整理を業者に依頼する場合は、自分で整理をするよりも費用がかかります。料金は、整理する遺品の量や作業内容で決定。
以下で紹介する金額は最終的に払う「総額」の相場です。
【ワンルーム】30,000円~100,000円
【1DK】30,000円~120,000円
【1LDK・2DK】50,000円~250,000円
【2LDK・3DK】90,000円~420,000円
【3LDK・4DK】120,000円~680,000円
【4LDK・5DK】150,000円~800,000円
業者へ依頼するため、自分で遺品整理を行うよりも金額は高くなります。
金額の差が大きいのは、遺品の量だけではありません。「作業者の人数」「仕分け作業」「マンションなどの階数やエレベーターの有無」「トラックによる移動距離」などさまざまな違いにより、料金が決定します。
ゴミ屋敷状態の部屋や孤独死で亡くなった方の部屋は、これらの金額をさらに上回ることもあるので注意しましょう。
また、会社によっては遺品の供養やハウスクリーニング(特殊清掃)といったオプションサービスを頼むこともできます。ご希望の方はサービス内容の確認も必要です。
1-3.東京、大阪で相場は変わるのか?
東京では、都市部ということもあり遺品整理業者はたくさんあります。そのため、最低料金は相場比較的低めの約20,000円です。
大阪の場合は、10,000円からはじまるところもあれば、36,000円からはじまるところもあります。
どの地域においても「料金が安すぎる」会社は悪徳業者である可能性が高いでしょう。基本料金が異様に安いところに頼むと、作業後に「追加料金」を加えた法外な金額を請求されることもあるかもしれません。見積額を大きく上回った料金を払うことになったというケースも多くあります。
1-4.一軒家など具体的に料金を把握するには
マンションよりも一軒家の方が部屋も広く、遺品の量も多い場合がほとんど。そのため、自分では具体的な料金を把握することは簡単なことではありません。
料金を具体的に知りたいときは「見積り」を取りましょう。引越しで業者に見積りを出してもらうように、遺品整理でも事前に見積りを取ってもらえます。
2.良い業者を選ぶポイント
遺品整理を代行してくれる業者は多く存在しますが、適正料金で遺品整理を依頼するためにはポイントを押さえて業者選びをする必要があります。
良い業者を選ぶポイントは以下の通りです。悪徳業者に高額な料金を請求されないようにしっかりと確認しましょう。
2-1.遺品整理士が在籍している
業者に「遺品整理士」が在籍しているかの確認をとりましょう。
遺品整理に対応している不用品回収業者(不要品回収業者)や便利屋は多くありますが、中には遺品整理士がおらずただ不用品回収・処分をおこなうだけの業者もあります。
実は、遺品整理士でなくとも遺品整理業の開業は可能なのです。
遺品整理士がいない場合、遺品を雑に扱う上に高額な料金を請求してくることもあるかもしれません。
また、遺品整理士でないと遺品の「仕分け」や「供養」は基本行われません。
仕分けは自身でおこない、不用品の回収だけ頼みたい場合は問題ないでしょう。ただ、仕分けや供養をしっかりと行って欲しい場合は遺品整理士が在籍しているか確認をとる必要があります。
2-2.訪問でのお見積りに応じてくれる
対応サービスの中に、「訪問見積り」がある業者を選びましょう。
現場に来てもらい、実際に部屋の状態や遺品の量を見てもらうことで具体的な費用の把握ができます。
訪問見積りに対応していない業者も中にはありますが、その場合は注意が必要です。
基本料金をもとに見積りを出すも、後々「思ったよりも物が多かった」などの理由で追加料金を請求してくるケースもあります。
そのようなことにならない為にも、見積りを取るときは訪問見積もりに対応してくれる業者を選びましょう。
2-3.一般廃棄物収集運搬許可証の免許をもっているか
「一般廃棄物収集運搬許可証」」の免許を持っているか、または持っている業者に処理の委託を頼んでいるかの確認を取りましょう。
この資格があることで、遺品整理業者は依頼主の不用品回収・処分が可能になります。
委託という形でも業務は可能ですが、中には委託をしていない業者も。その場合、遺品が不法投棄などの不適切な処分をされている可能性があります。
そのため、事前にその業者が免許を持っているか、委託しているかのリサーチを行いましょう。
3.少しでも安く遺品整理を行うには
遺品整理を行うと、どうしても費用はかかってしまいます。けれど、工夫することで費用を抑えることも可能です。
では、安く遺品整理を行うにはどんな工夫をすればいいのでしょうか?
3-1.業者に依頼する前に片付けをしましょう
業者に依頼をする前に、自分のできる範囲で片付けを行いましょう。
遺品整理にかかる費用は、部屋の状態や家財の量で決まります。
家電や家具などは業者に任せ、自分で処分ができそうな服や雑貨などはある程度片付けておきましょう。日用品など細かい処分品を片付けたり、ゴミを処分しておくだけでも料金は大きく変わります。
また、業者に頼む物もある程度仕分け・分別をしておくと、手間が減るのでその分の料金を抑えることが可能です。片付けの時間が取れるという方は、できる範囲で部屋の片付けを行いましょう。
3-2.リサイクルショップを活用しましょう
遺品の整理に「リサイクルショップ」を利用しましょう。
リサイクル品として買い取ってもらえる場合は、お金となって返ってくるので出費を抑えることができます。
家具や家電の状態がきれいであったり、年式が新しいものは買取りの対象になるでしょう。一見価値がなさそうな物も、持ち込んでみると買い取ってもらえる場合もあります。
価値がありそうな骨董品などは、専門の買取業者に査定してもらうことで買取価格が高くなる可能性もあるので事前に調べておきましょう。
廃品買取を行ってくれるところも少なくありません。
出張買取りを行っているリサイクル業者もあるので、持ち込みが難しい物でも安心です。
3-3.業者に相談しましょう
見積りを頼み、その内容を確認しながら業者に相談をしてみましょう。
片付けや分別など、自分でできそうな作業があればそれを伝えることで見積り額が削減できる可能性があります。
また、どのようなことを事前に行えば費用を抑えることができるかなどの相談も行ってみてください。良い業者であれば、親身になって料金を抑える方法を教えてくれるでしょう。
業者によっては、値引き交渉をすることで料金を安くしてくれるところもあるかもしれません。
けれど、交渉の際大幅な値引きをしてくる業者には要注意です。
作業時に遺品を乱雑に扱われたり、トラブルが起きる可能性があります。
業者に相談をする際は、対応の仕方や親身になってくれているかなどのポイントも確認しましょう。
4.大阪で遺品整理業者をお探しなら「リメンバーズ」
遺品整理業者は多く存在しますが、大阪で業者をお探しなら「リメンバーズ」をご利用ください。プロの遺品整理士が在籍しており、作業も丁寧に行います。
立会いが不可能な方でも、問題ありません。日程を予約することで作業を行います。
また、リサイクル・リユースによる査定をしっかりと行い、見積りに反映。買い取れるものが多ければ、その分費用も安くなります。この買取によって、低価格での利用が期待できるでしょう。
他にも、遺品に限らず不用品回収や部屋の片付けなどの依頼も可能です。
訪問見積もりも無料なので、大阪の遺品整理業者を探している場合は高い満足度を誇るリメンバーズにお問い合わせください。年中無休、24時間体制の会社なのでいつでも対応いたします。
相場は全国的に同じでも依頼する業者が肝心
遺品整理の相場は、地域ごとの差はそこまでありません。しかし、業者によってサービス内容がさまざま。それにより料金も変わってきます。
悪徳業者を避けるためにも、依頼する業者は今回紹介したポイントをしっかりと押さえて見極めることが肝心です。
見積りを複数の業者に依頼することでも、より良い業者選びできます。信頼できる業者を選んで、適正料金で遺品の整理を依頼しましょう。
まとめ
- 遺品整理はは不用品回収とはまた別のもの
- 遺品整理業者の中には「悪徳業者」も存在する
- 作業を依頼する前に「訪問見積もり」をしてもらうことが大切
- 大阪の遺品整理業者なら「リメンバーズ」!