孤独死しやすい人の特徴
認知症の高齢者や生活保護受給者など、親族がおらず孤立しやすい環境の人が孤独死しやすいというのは容易に想像ができます。
子供の独立や、パートナーとの離婚や死別などで一人暮らしになり、社会とのつながりが希薄になってしまうことで誰にも気付かれず孤独死してしまうというパターンです。
しかし、孤独死のリスクが高いのは高齢者や生活保護受給者だけではありません。
糖尿病を代表とする成人病疾患を患っている人の孤独死が非常に多くなっているのです。
糖尿病などの成人病は、よほど悪くない限り死因にはなりませんが、これらの病気の合併症で脳梗塞や、心不全などを起こすことで死に至ることがあります。
近年は、若い年代の人でも結婚をせず、一人で生活している人が増えています。
生活が不規則になりがちな一人暮らしの方は、成人病を患ってしまうリスクも高くなり、それが原因で孤独死に至ってしまうという訳です。
孤独死をしてしまう人は圧倒的に女性より男性が多いと言われています。
年代は60代の方が最も多く、次に40代や50代の男性に多いと言われる理由も、成人病を患った中年男性が増えていることが原因だと考えられます。
一人暮らし余儀無くされる人は、日頃から食生活に気を付けたり、趣味を持つなどして仲間をつくる等の意識を若いうちから持っておくことをオススメします。