終活って一体何をするの?
終活は、『終活とは』の記事で触れましたが、どうやって最期を迎えるか、お葬式はどうするかだけを考え、行動することではありません。
では一体何をすれば良いの?
そう思われる方が多いでしょう。
終活で行われている主な項目は
- エンディングノートを作る
- 身辺整理をする
- 遺言書を書く
です。
中でも一番取り組みやすいのが「エンディングノート」の作成です。
自分についてや家族、友人関係について書き出しておきます。
そして、病歴・既往歴、アレルギー、延命治療に関する希望、介護に関する希望などや資産について、葬儀やお墓の希望、そして家族や友人に伝えておきたいことなどをまとめておきましょう。
エンディングノートで様々な情報の整理をしながら、「身辺整理」も済ませておくと、「もしも」の時に家族の負担を軽くすることができます。
貴金属、高価な腕時計やカバン、骨董品などの貴重品の整理や不用品の整理、金融財産の整理などです。
そして、遺言書。
エンディングノートは法的強制力がありませんので、遺産相続、遺言執行者や祭祀承継者の氏名などは、法的強制力のある遺言書に残すようにしましょう。
遺言書には、遺された家族や親族が深刻なトラブルになることを回避する効果が期待できるという側面もありますので、そういった心配がある方は早めに取り組まれることをオススメします。