遺品整理のコラム

お悩み解決!遺品整理でアルバムから大量の写真が出てきたときの対策

遺品整理で大変なのは、ゴミ屋敷だけではありません。「遺品整理をしていたら大量の写真が…」という経験をした方も多いのではないでしょうか。
思い出の色濃く残った写真は、自分の人生の大事な1ページ。遺品整理の手を止めてしまいます。
捨てるにはもったいないのでは、と逡巡しているうちに思い出が蘇ると、遺品整理は難しくなっていくものです。

この記事では、思い出の品を整理する遺品整理の際に写真が出てきたときの対処法をご紹介します。

1.思い出の品を整理する【遺品整理】

遺族の所持品を整理する遺品整理は、一緒に暮らしていた家族が行うのが一般的です。
生活をともにしていた分、色濃く思い出が残っているでしょう。遺品整理は辛い作業になりがちです。
ただでさえ家族を失ったばかりなのに、その持ち物を整理するとなれば、どのような手順で行えばよいのかわからなくなってしまう方も少なくありません。

まずは具体的にどのような作業をすればよいのか、詳しく解説します。

1-1.遺品整理はなにをする?

遺品整理は単なる片付けとは異なり、故人との思い出を整理する作業です。
それゆえに、部屋の片付けや不用品処分とは勝手が違う部分も多々あります。

どのような作業が必要なのか、一つずつみていきましょう。

1-1-1.行う時期

迷ってしまう遺品整理の時期ですが、実は決まった時期は存在しません。
一般的には家族が亡くなった後に行うものですが、近年は「生前整理」と呼ばれる遺品整理も流行しています。
亡くなってからでは金銭や家財の分与の際にいざこざが生じてしまう可能性があるため、所有者が健在のうちに整理し、リスクを軽減するのです。

生前整理が間に合わなかった場合は、精神的に落ち着いてから遺品整理を行うのが一般的です。

1-1-2.仕分け

遺品の中から「処分するもの」と「保有しておくもの」を仕分けます。
金銭的に価値のあるものだけでなく、故人が大切にしていたものを形見として保有する必要がありますので、仕分けは家族を集めて行うようにしましょう。
ある人にとっては不要でも、ある人にとってはかけがえのない形見であることもあります。
仕分けは遺品整理の中でも最も慎重に行うべき作業です。

1-1-3.処分・買取

貰い手がおらず、処分が決まった遺品は遺品整理業者や不用品回収業者に回収してもらうことになるでしょう。
遺品の中には買取の対象になるものもあり、中には出張買取に対応している業者もいます。

注意しておきたいのは、遺品整理業者と不用品回収業者の違いです。
遺品整理業者は遺品の回収、買取を専門に行う業者ですので、故人や家族の希望を尊重しながら作業してくれます。しかし、不用品回収業者はその場にあるものを不用品として扱います。

いくら貰い手がいなかったからといって、故人の所有物を粗雑に扱われたくはありません。依頼する場合はなるべく遺品整理業者に依頼するようにしましょう。

2.意外と困るアルバムの写真

遺品を整理していると必ず出てくるのが写真です。断捨離しようと思っても、難しいでしょう。故人である父や母の笑顔溢れる写真、子供のときの思い出の写真は簡単には処分できるものではありません。
ここからは遺品整理で困りがちな写真の整理について解説していきます。

2-1.思い出で溢れて簡単に捨てられない

遺品の中でも最も処理に困るのが写真です。
アルバムにして所持していたり、ダンボールいっぱいの量だった場合、かさばりますし劣化もします。
だからといって簡単に処分するわけにもいかず、頭を抱えてしまう方も多いでしょう。

写真の処理方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

2-2.写真は劣化してしまう可能性が大

現像した写真を保有していた場合、どれだけ慎重に保管していたとしても劣化は免れません。
遺品として遺しておいた写真が劣化していくのは、さらに物悲しい気持ちになります。

日に当たれば色が褪せますし、擦り切れてしまうこともあるでしょう。
処分せずに保有しておく場合は、写真を劣化せずに保存する必要があります。

2-3.処分するならしっかり遺品供養

現像した後にも、写真は残ります。
残った写真は処分する必要がありますが、ただゴミ箱へ捨ててはいけません。
遺品をお寺や神社で供養するのは、故人が安らかに眠るためにも必須の手順です。
お焚きあげと呼ばれる供養であれば、2万円〜7万円で行うことができます。
近くのお寺や神社にお願いし、供養してあげましょう。
人形も同様に、人形供養するのがおすすめです。

3.なかなか捨てられない写真の対策

一緒に暮らしていた家族の遺品となれば、遺品整理で出てきた写真を捨てるのは難しいことです。
そんなときにおすすめの手段をご紹介します。遺品整理で写真が出てきた際の参考にしてください。

3-1.写真をデータする

遺品整理で写真が出てきたときは、デジタル化して保存しておくのがおすすめです。
デジタルデータであれば劣化せずに保存しておけますし、場所もとりません。
写真屋やご自宅のプリンターでも写真のデータ化は行えますので、遺品整理で写真が出てきた際の参考にしてください。

3-2.データ化する方法

写真をデジタルデータで保存するにはいくつかの方法があります。
それぞれご紹介しますので、ぜひ保存してみてください。

3-2-1.アプリ

専用のアプリを使うことで、写真をデジタルデータに変換・保存することが可能です。
「フォトスキャンby Google フォト」は、自動で光の反射を相殺し、きれいな画像データに変換することができます。
写真を平坦な場所に置き、スマホのカメラで撮影するだけ。手順も簡単ですので、オススメのアプリです。

「Photomyne」のスキャナー機能は大量の写真をデジタル化したい方におすすめのアプリ。
一度に数枚の写真をデジタル化できるので、遺品整理で大量の写真が出てきた際にもサクサク作業が進みます。

他にもデジタルデータ化できるアプリは存在しますので、ぜひご自分でも探して利用してみてください。

3-2-2.スキャナー

自宅にあるプリンターにスキャン機能が搭載されている場合は、自宅でもデジタルデータ化することができます。
コピー機を扱う要領で写真をセットし、スキャンを行うだけで作業は完了。きれいにデジタルデータ化できますので、クオリティを求める方におすすめの方法です。

コンビニに設置されているプリンターを用いてもデータ化できますので、自宅にプリンターがない方はコンビニを利用するのもよいでしょう。

3-2-3.専門業者

写真のデータ化を専門に扱っている業者に依頼するのもおすすめです。
品質を確保しつつ大量の写真のデータ化するサービスを依頼することができます。

遺品整理はお葬式などが落ち着いた後に行うことも多く、身体的にも精神的にも疲れている方が少なくありません。
少しでも作業を減らせるのであれば、依頼してみるのもよいでしょう。
費用は1枚あたり数十円程度ですので、100枚依頼しても数千円の出費で済みます。
コストと相談しながら、依頼するか否か決定しましょう。

4.迷ったら遺品整理業者に依頼するのがおすすめ

遺品整理業者は、写真の処理も一括で請け負う遺品整理のプロフェッショナルです。
写真だけでなく、小物や家具なども引き取ってくれます。作業の負担がグッと減り、精神的にも身体的にも楽になるでしょう。

遺品整理業者に依頼するメリットをご紹介します。

4-1.時間がなくても遠くても依頼可能

遺品整理業者が近くにいなくても、依頼すればあなたの自宅まで作業のために駆けつけてくれます。
遠方でも利用可能ですので、居住地に関わらず依頼することが可能です。

4-2.遺族の気持ちを尊重して作業してくれる

遺品整理業者は遺品の整理の専門家。扱う品物はすべて大切な人の遺品であることを理解し、丁寧に扱うことを心がけているのです。
物だけでなく、気持ちも一緒に整理するので安心して依頼することができます。

4-3.無料見積もりがあれば安心

遺品整理業者を頼む際に気になるのが費用・料金の問題です。
無料で見積もりに来訪してくれる遺品整理業者を選べば、あらかじめ費用が分かるので安心して依頼できます。

清掃業者といったオプションも充実しているので、遺品整理にはおすすめです。

捨てられない写真はデータ化がおすすめ

遺品整理では、思い出を切り取った写真の数々と向き合うことになります。どれも大切な思い出で、捨てるにはあまりに惜しいものばかり。
劣化を防ぎ、いつまでも思い出を近くに置いておくためにはデータ化するのがおすすめです。
いつでも見たいときに閲覧できますし、何枚持っていてもかさばりません。
遺品整理で写真を処分する際には、ぜひデータ化することをおすすめします。

まとめ

  • 遺品整理で写真を処分する際はデータ化するのがおすすめ
  • データ化の方法はいくつかある、自宅でも作業可能
  • 写真の処理に困ったときは遺品整理業者に依頼する

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