大阪市浪速区の遺品整理はリメンバーズにお任せ下さい

浪速区は、大阪市のほぼ中央に位置する、日本一面積の小さな行政区です。大阪のシンボル「通天閣」「ジャンジャン横丁」のある新世界など、庶民の町として親しまれています。「大阪木津卸売市場」、「でんでんタウン」などがあり、古くから中小商工業地域として発展してきました。現在は、関西国際空港や地方都市をつなぐ交通拠点と商業機能を持つ「OCAT」、音楽ホール「なんばHatch」などから構成される「湊町リバープレイス」、都会のオアシスとしての魅力を備えた「なんばパークス」など、新たな商業スペースが整備され、賑わいを見せています。平成24年春には、ライブホール「ZeppOsaka」が開業し、新たな情報発信拠点としての顔も持ちます。浪速区には、十日戎で賑わう今宮戎神社など、由緒ある神社仏閣も数多くあり、文化教育スポーツ施設も充実しています。2017年12月現在の浪速区の人口は72,563人。うち65歳以上が 13,865人と、全体の19.1%を占めます。比較的地価が安いため、アジア・ヨーロッパ・アメリカ・オセアニアなどからの出稼ぎ労働者やホステス、外国語教師など外国人の居住者が多いほか、若い単身者向けのワンルームマンションが多いのも特徴です。

浪速区には、新世界と呼ばれる繁華街があります。新世界のコンセプトは、欧米を代表する二大都市パリとニューヨークの風景を模倣しながら、最新の文化や風俗を輸入・融合させることでした。現在の恵美須東1丁目の南端中央に円形広場を設け、パリの街路に見立てた3方向の放射道路を作り、恵美須東2丁目の北端中央にエッフェル塔を模した塔を建てました。塔は儒学者である藤沢南岳により「通天閣」と命名されました。恵美須東3丁目にはニューヨーク・コニーアイランドのルナパークに似た遊園地を開き、「ルナパーク」と命名されました。この時の通天閣は凱旋門の上にエッフェル塔を載せた様子を模したもので、現在とは外見が異なりました。通天閣及びルナパークの開業により、新世界には芝居小屋や映画館、飲食店が集まるようになりました。通天閣は、第二次世界大戦中の1943年（昭和18年）、敵軍による空襲の標的にされやすいことに加えて金属類回収令による鉄材供出のために解体されました。1945年（昭和20年）には、第1回大阪大空襲では新世界も被災・壊滅してしまいました。
その後1947年（昭和22年）、ジャンジャン横丁がまず復興し、1956年（昭和31年）に現在の二代目通天閣が開業しました。