遺品整理
大阪府
大阪市都島区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つ。東淀川区、旭区、城東区、北区、中央区に隣接しています。都島区は南部が京橋を中心とした繁華街、北中部が住宅地になっています。特に北部は1980年代のベルパークシティに端を発した、高層マンションの建設ラッシュがあり、それを契機に都心に近接したアクセスの良い理想的な住宅地としての価値が見直され、マンション建設・市街地再開発が加速しました。都島区の人口は2004年に10万人を超え、現在も発展を続けていて、平成30年2月1日現在、大阪市都島区の人口は106,568人。内65歳以上は26,135人と全体の24.5%を占めています。鉄道は、JR大阪環状線・片町線（学研都市線）、大阪メトロ谷町線・長堀鶴見緑地線、京阪電車が通っていて、中心となる駅は京橋駅と都島駅になります。京橋駅は、キタ・ミナミ・天王寺について乗降者数大阪4位になり、大阪市北東部の玄関口になっています。駅周辺には京阪モールやKiKi京橋、コムズガーデンなど多くの商業施設があります。都島区綱島町にある『藤田邸後公園』は、敷地面積16,000㎡を誇る都市公園です。北に桜之宮公園、西に大川、南に大阪市公館、南東に藤田美術館、東に太閤園が隣接しています。敷地内には立派な日本庭園があり、春は桜の名所としても有名です。
都島区には、法務省矯正局の大阪矯正管区に属する大阪拘置所があります。全国に8箇所ある拘置所の一つで、東京拘置所に次ぐ規模となっています。所内に刑場を持っており、大阪矯正管区及び高松矯正管区内の死刑確定者を収容しています。和歌山毒物カレー事件や、寝屋川市中1男女殺害事件の死刑囚もこの大阪拘置所に収容されています。 都島区は、大阪市水道発祥之地でもあります。沖積地である大阪ではほとんどの井戸水が飲料に適さず、市民は桜宮付近で汲んだ淀川の水を買って飲んでいました。明治19年、23年にコレラが流行し、良好な飲料水の提供と消防力強化のために上水道の設置が急務となり、明治28年（1895）11月に大阪市ではじめての水源地として完成したのが桜宮水源地です。 桜宮水源地は、横浜・函館・長崎に次ぐ 全国4番目の近代水道でした。桜宮水源地はポンプで大阪城内の貯水池に送水し自然流下により市内に供給する方式で、1日 51,240立方メートル、61万人分の給水能力を有しましたが、大正3年（1914）に柴島浄水場の完成により給水を休止し、同9年に廃されました。昭和40年（1965年）に水道70周年を記念して「水道発祥之地」の碑が毛馬桜之宮公園内の都島橋東詰の公園に建てられました。
