大正区・遺品整理で気持ちの整理ができました
あちこちの神社で夏祭りが行われています。
立ち並ぶ屋台を見ると、童心に帰りワクワクするものです。
大阪最大の祭りといえば大阪天満宮の天神祭。今年もたくさんの人で賑わうのでしょうね。
先日、「母の遺品整理をしてほしい」と離れて暮らす娘さまからのご依頼で大阪市大正区へ行ってきました。
お母様は、ご自宅のお風呂場の前で倒れていたところをヘルパーさんに発見され、病院に運ばれましたが、倒れたときに頭を強く打っておられたようで、そのまま帰らぬ人となってしまったとのことでした。
ご高齢とはいえ、元気だったお母様の突然の死を受け入れられない娘さまは、遺品整理も手につかないようで、お一人でお住まいだった2DKのマンションは、お母様が生活されていたままの状態でした。
たくさんあるお母様の荷物を、一つ一つ残すものと処分するものに分けていくところから作業スタートです。
お母様のお着物やお洋服を見て「これ、よく着てたなぁ」などと記憶を辿り涙する場面もしばしばありました。
こういったシーンに立ち会うたびに、遺品整理は物を整理することで気持ちの整理をしていくものだということを実感します。
全ての荷物を整理し、空っぽになったお部屋を見て、「これでようやく母の死を受け入れられたような気がします」っとおっしゃられたご依頼主様。
きっとお母様も元気になったご依頼主様のお姿を天国で見て喜んでいることでしょうね。