先立った息子さんの遺品整理
別れと出会いの季節ですが、新型コロナウィルスの影響で卒業式などのイベントが延期や中止になり、きちんとしたお別れを告げられないままの方もいらっしゃることでしょう。
この事態が早く終息し、改めてお別れを告げられる場が設けられるといいですね。
今回は、大阪市城東区にある15階建てのマンションの最上階のお宅で、遺品整理をおこないました。
2LDKの間取りの部屋におひとりで住まわれていた方が、交通事故で亡くなられたのだそうです。
ご依頼いただいたのは、故人様のお母様でした。
作業当日は、管理人室で許可を取ってから、マンションの出入り口、エントランス、エレベーター、廊下などの養生をおこない作業をスタートしました。
お部屋内には流行りの家電がたくさんあり、おしゃれなインテリアで統一されていました。
荷物の搬出には、マンションの住人の方に迷惑をかけないように、最善の注意を払いながらおこないました。また、素早く作業を終えれるように通常よりも多いスタッフでお伺いしました。
故人様のご両親は作業にも立ち会われ、自分たちよりも先にこの世を去った息子さんのことを思い返しながら、ご自宅に持って帰る想い出の品を荷造りされていました。
作業後「本当にありがとうございました」と目に涙を浮かべられながら、深々と頭を下げていただきました。
リメンバーズでは、ご遺族の方々に寄り添った遺品整理ができるよう、日々心がけ作業に取り組んでまいります。