コロナの影響でゴミ屋敷になった部屋の片付け
新型コロナウイルスによるパンデミック発生後、失業者数は増加傾向にあります。中でも、非正規雇用や飲食業、サービス業で働く方々には女性の比率が多いことから、失業者の約7割近くを女性が占め、女性の自殺者数も増加しているそうです。
国や行政には、いちはやく対策や支援をしていただき、ひとりでも多くの自殺志願者を救ってほしい限りです。
少し前の話になりますが、大阪市住吉区でゴミ屋敷状態になっている部屋の片付けをおこないました。
ご依頼主さまは、春まで昼は派遣社員、夜は接客業と仕事をバリバリこなし、家には寝に帰るだけという忙しい毎日を過ごしていたそうなのですが、コロナの影響で派遣切りに合い、夜のお店も休業状態で、ひきこもりになっていたそうです。
しかし、このままではダメだと考え、今のマンションから引っ越しをして、一から出直そうと決められたのだそうです。
現場は、10階建ての新しくおしゃれなデザイナーズマンションでした。とてもこんなマンションにゴミ屋敷があるとは思えませんでした。
扉を開けると玄関までゴミの山が迫ってきている状態でした。
ゴミのほとんどがコンビニ弁当やカップ麺、惣菜の容器や空のペットボトル、高アルコール飲料の空き缶などでした。
部屋にはロフトがあり、ご依頼者さまはロフト部分のみで生活をしているとのことでした。
ドレスやブランド物の洋服、バッグ、アクセサリーなどで不要な物は買い取りをさせていただき、作業費用と相殺させていただきました。
すべてのゴミが無くなった部屋を確認していただき作業を完了しました。
ご依頼主さまがコロナに負けず、頑張って再起できることを心より応援しています。