生前生理と形見分けのお悩み相談
少し前、大阪市東淀川区で生前整理をおこなった時の話です。
ご高齢の女性からのご依頼でした。
マンションでひとり暮らしをしているのだけれど、コロナ禍でひとりでの生活は不安なことも多く、将来的なことを考えて息子さん家族と同居することを決められたのだそうです。
息子さんの家はそんなに広くはなく、荷物はあまり持って行けないとのことで、家具や家電などの家財道具は、ほとんどを処分するかたちで作業をおこないました。
新居へ持っていかれる荷物は、衣類と生活雑貨。そして多くは、着物と抹茶茶碗でした。
ご依頼主さまは昔茶道の先生をしていたそうで、「この着物や茶碗をお仲間や元生徒さんたちへ形見分けをしてほしいって息子には言ってるんです。」とのことでしたので、最近では生前の形見分けも多いこと、生きているうちにおこなうことで、誰にどの品を贈るか決めることができるのでトラブルも少ないことなどを、アドバイスさせていただきました。
後日、ご依頼主さまからご連絡があり、「先日、リメンバーズさんのアドバイスの通り、生前の形見分けをしたんです。私の気持ち通りの分配ができたし、みなさん喜んでくれました。本当にやって良かったです。ありがとうございました。」と大変喜んでおられるご様子でした。
形見分けについて悩まれたり、困られたり、疑問などがありましたら、遺品整理や生前生理などのご依頼と合わせて、リメンバーズにお気軽にご相談ください。