実家の遺品整理中に天袋から札束が!
先日、城東区にある昔ながらの住宅街に建つ一軒家で遺品整理をおこなって参りました。
「実家でひとり暮らしをしていた母が亡くなったので、遺品整理をしてほしい。」と近所に住んでいる息子さんからのご依頼でした。
現場は、2階建の一軒家。1階がダイニングキッチンと居間、2階は和室2部屋という間取りでした。
片付けた後、売却を予定されているそうで、家の中にあるものはすべて処分してほしいとのことでした。
3年前にお父さまが亡くなられた時の遺品整理時にお母さまも生前整理をされたそうで、比較的荷物量は少なかったです。
お母さまは晩年、ほとんど1階のみで生活を送っていらしたようで、1階に家財道具が集約されていました。その中で、お母さまが大切にされていたという、お着物は買い取りをさせていただきました。
居間を片付けている際、天袋の奥にあった缶の箱から帯がついたままの札束が入った茶封筒が出てきたので、ご依頼主さまにお渡しをしました。ご依頼主さまも「こんなところにへそくりを隠していたなんて驚きました。今回の遺品整理の費用に当てたいと思います。」と話されていました。
その後、ダイニングキッチンの荷物をすべて搬出して、何も無くなった状態を確認していただき作業を終了しました。
自分の実家なので売却はしたくないですが、近所に新居を建てたので、こちらは手放すしかないかなって思っています。と寂しげな表情で話されていたご依頼主さまが印象的でした。