遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

生涯独身だった姉の遺品整理

新型コロナの影響もあり、遂に国債発行残高が1000兆円を突破しました。
今後の日本はどうなっていくのか、若者にとっても深刻な事態となってきました。
日本の未来のためにも、どうにか日本政府の借金が少なくなっていってほしいものです。

今回、お姉様をご病気で亡くされた妹様からお電話がありました。
「姉の四十九日が終わったので、遺品整理をお願いしたく一度お見積りに来ていただきたいのですが…」とのことで、翌日お姉様のご自宅にお見積りに伺いました。

亡くなられたお姉様は生涯独身でいらしたので、亡くなった後は妹に全てお願いをするエンディングノートを書かれていました。
自分が亡くなったら遺品整理は業者にお願いし、妹の娘夫婦にご自身の自宅をリフォームして住んでもらってもとお約束されていたようで、遺品整理が終わったのちリフォームされ、妹夫婦が住まわれることになっていました。

ご自宅は4LDKの一軒家で、お姉様はご自身が亡くなったあと遺品整理が大変にならないように、生前にもご自身のお荷物を少しずつ片付けておられたようで、お家の中はとても綺麗な状態でした。
今回は、要らなくなった家具や電化製品、布団、衣類、食器、台所用品などを、リフォームする前に整理をお願いしたいということでしたので、順番に拝見しお見積りさせていただきました。
中には衣類、内祝いや引き出物でいただいたと思われる未使用のブランド品の食器やタオルなど、リユース、リサイクルできるお品物が数多くありましたので、その分はお見積りから差し引かせていただきました。

(買取り額が高くなるワンポイントとして、食器類などの未使用なものは、ブランド品かつ元箱入りであることが重要となってきますが、希少な商品であれば、使用されていてもお買取りできるお品物もございます。またブランド品でなくても問題がないものであれば、使用していた食器類、着用していた衣類も無料ですがリユースもでき、処分費用も少なくなりますのでご参考下さい。)

お見積り後、「このお見積りで全てをお任せできるなら」ということでご承諾いただき、作業日を決めさせていただきました。

作業当日、妹様お立ち会いのもと手順良く予定通りに作業を進めさせていただきました。
作業前に、妹様は残したいお品物は引き取られていましたが、作業中に出てきた懐かしいお品がありお引き取りになりたいということで、それらはお渡しさせていただきました。
作業後、何もなくなったお部屋を見て「姉が亡くなる覚悟はしていたので、遺品整理は悲しんでいられないと思っていましたが、作業が終わってみて本当に姉は亡くなったんだという実感と、丁寧に遺品整理していただいてこれで気持ちの切り替えができるという思いです。姉も喜んでいるような気がします。」と仰っていました。

残された方が大変にならないように、エンディングノートを書かれることも最近は多くなりました。
遺品整理業者に依頼するのをためらわないようにと、きっと妹思いの素敵なお姉様だったのでしょう。

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