遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

和歌山県白浜にある別荘の不用品処分

皮肉にも新型コロナ禍の中、昨年冬のインフルエンザ患者数は、例年に比べ約1000分の1だったそうです。今シーズンは、昨冬インフルエンザが流行しなかったことから免疫をもたない人が多く、感染者が増える恐れがあると言われているようですので、新型コロナ第6波の備えとあわせて感染対策に気を付けていきたいものです。

今回は、会社経営をされていた大阪市西区内にお住まいの男性から、「白浜に会社名義の別荘があるのですが、新型コロナの影響もあって会社をたたむことになり、別荘を売却するのに不用品を処分したいのでお見積りいただけますか。」とお問い合わせがありました。
コロナ禍になってからもなんとか会社運営を続けてこられたようですが、去年の夏ごろから厳しい状態になり会社をたたむことになったので、社員の保養所としても使われていた別荘を売却されるとのことでした。

まだ使えそうな電化製品や家具類、食器棚、綺麗なお鍋や包丁などのキッチン用品、食器類、カトラリーなどは、売却時に無料でおつけするご予定でしたので、使えそうにないものや、開封した日用品などの不用品処分を、我々の方にお任せでしてもらいたいとのご要望でした。

お見積りに伺いましたところ、頻繁に別荘を使用されていなかったこともあり、処分しなければならない大きな物ではソファと、使えなくなったエアコン2台、来客用の寝具10セットくらいで、テレビや照明、洗濯機、電子レンジ、掃除機、残りのエアコンなどの電化製品はまだ綺麗な状態で使えましたので、そのまま残しておくことになりました。
お庭には5mほどの高さの枯れた木が2本あり、そちらも一緒に処分させていただくことになり、全てのお見積りをし、ご承諾いただけました。

作業当日、ご依頼主様には、作業終了予定時間に最終立ち会いのみ来ていただくことになっておりましたので、別荘の鍵を事前にお預かりし、スタッフのみが朝早くから作業に向かいました。
お見積り時に確認させていただいた通りに、必要でないものは、リーユース品、リサイクル品、処分品に分別・搬出し、エアコン2台を取り外したあと部屋の清掃をし、庭の枯れ木も根元から切り取り、夕方には全ての作業が終わりました。

最終お立ち会いいただいた際には、「会社を経営していた頃の思い出の場所が人の手に渡るのは寂しいですが、会社もたたみ私ももう歳ですので仕方ないですね。唯一の救いは、こんなご時世でも社員全員が他の会社に就職できたことです。初めてのことで少し不安もありましたが、ここまで綺麗に片付けていただいて感謝しています。」と仰っていました。

リメンバーズの対応エリアは、大阪府はもちろんのこと、兵庫県、奈良県、京都府、和歌山県など広範囲にわたります。遠方で、お立合いができない場合でも作業は可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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