遠方に住んでいるため遺品整理ができない息子様からのご依頼

遺品整理では、一人暮らしの方が亡くなり、その後誰も住まなくなるので、家財道具すべてを搬出するというケースが最近は多くなっています。
今回も、奥様を先に亡くし一人暮らしをしていたお父様がお亡くなりになって四十九日を終えたので、「遺品整理の相談をしたい」と息子様よりお電話がありました。

ご依頼主である息子様からは、「仕事の都合で東北地方に住んでおり、兄弟もそれぞれ離れて暮らしているので、なかなか両親の遺品整理ができなくて…」とご相談を受けました。
亡くなられたお父様は分譲マンションにお住まいで、奥様が亡くなられてから一人暮らしをされていたようですが、奥様の遺品もほぼそのままの状態で残ってあり、今回はその奥様の分も含めての遺品整理のご依頼でした。
お住まいのマンションも売却されるご予定でしたので、息子様のご予定にあわせてお見積りにお伺いさせていただきました。

もう一社相見積りのご予定と聞いておりましたので、一旦お見積書は預けさせていただき、後日お返事をいただくことになりました。数日後にご連絡があり、他社と比較されて総合的に当社のお見積りが良かったとのことでご承諾いただけ、作業日程を決めさせていただきました。

息子様は作業開始時間からはお立ち会いができないということで、一旦鍵をお預かりし、作業終了時間頃に来ていただくことになりました。
作業日までに、ご兄弟で形見分けするものを各自お取り分けいただき、処分して良いものだけを残して残りのものは我々に片付けをお任せしていただきました。

作業日には、お預かりした鍵で中に入らせていただいたあと、お家に傷がつかないように養生し一つずつお品物を買取り品、リーユース品、リサイクル品、処分するものに分け、大型家具から電化製品まで全て梱包、搬出し清掃をして作業完了となりました。
作業中に新たに出てきた買取り品については、作業終了後に費用から差し引かせていただきました。

リメンバーズの遺品整理は、淡々と物を処分するのではなく、故人やご遺族等の気持ちを配慮したうえで気持ちのこもった整理を行っていきます。処分して良いかわからないものは、ご家族の許可を得て処分し、また作業中に買取り可能な品を見つけた際は買取り額を差し引かせていただきます。
近くに住んでいれば、親が亡くなったときに遺品整理のために親の家に行くことは難しくないかもしれませんが、今回のように遠く離れて住んでいると、なかなか片づけに行く時間を捻出するのも大変です。
そのような場合には、リメンバーズにご相談いただければ、親身になってお話しをお伺いしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。