遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ひとり分の遺品整理

「小春」とは旧暦の10月(10月下旬~12月下旬)の別名です。あたたかな春のイメージのある「小春日和」という言葉は、本当は秋が深まるこの時期にはありがたい「あたたかで穏やかな日」という意味があるそうです。

長年連れ添った配偶者が亡くなることは、とてもつらいものです。精神的な負担だけでなく、体力も奪われてしまいます。故人の遺品整理も「今はとてもその気になれない。とりあえず邪魔にならないから」という理由で、そのまま放置されることも多いようです。
今回のご依頼は、大阪市淀川区にお住いの80代の女性からでした。10年前にご主人に先立たれましたが、家の中は当時のままで、お一人暮らしを続けてこられたそうです。「そろそろ片付けないと」と重い腰をあげようとしたものの、3ヵ月ほど前から痛めていた腰をさらに悪くしてしまったそうです。階段の上り下りもつらく、大きな荷物も持てないのでプロの手を借りたいとお考えになったそうです。
お宅は今後も奥様がお住まいになるので、現在使っていないものだけを処分したいとのことでした。1階の居間は8畳あるのですが、大きなタンスに圧迫されてとても狭く感じられ、動線も不便になっていましたので、タンスは処分することになりました。
奥様は今でも、毎日2階の寝室に布団を敷いて寝ておられるそうです。このタンスを処分したら、そこにベッドを置いて楽に眠りたいとおっしゃっていました。
奥様の生活に必要なものだけを居間と台所に設置し、トイレやお風呂に続く廊下に置かれていたものは、2階の一室に移動させました。これで1階のスペースだけで安全に快適に過ごしていただけると思います。
遺品整理を先延ばしにしすぎると、いざ片付けが必要になった時に「体力がついてこない」というケースはこれからも増えていくのではないかと思います。
「断捨離」という言葉が流行っていますが、普段から必要のないものは、整理しておくことをオススメします。ご自身で出来るうちはご自身で、ご自身では難しくなった場合は、私たちリメンバーズにお声がけください。

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