遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

酒屋を廃業し飲食店にテナント貸しのために

キッチンカーで、ドリップ珈琲の販売をしたり、牛丼の販売をしたり。はたまた昨今はマッサージのサービスなどもライトバンで営んでいるお店も見られます。店舗を持つ代わりにこうした車で商売をするやり方は、これからますます増えていくかもしれませんね。お店の在り方もますます多様化していますね。

今回のご依頼は、長年、商店街で酒屋を営んでこられたご主人と奥様から廃業のために不用品を片づけたいということでした。
コロナは本当に色々な方の人生を変えてしまいました。こちらの酒屋もコロナ前は立ち飲みコーナーに大勢のお客さんが訪れ、お酒が飲める酒屋としてとても賑わっていたようです。ところがコロナになり、立ち飲みコーナーは営業ができなくなり、営業活動はお店での販売と配達業務のみになったそうです。それに追い打ちをかけるように、ご主人が脳梗塞で倒れ半身麻痺になられたそうです。重いお酒の持ち運びは奥様だけでは厳しくなり、景気回復の先行きも見えず……。親の代からの酒屋を引き継ぎ、絶対に辞めるわけにはいかないと頑張ってこられましたが、酒屋は廃業し、お店を貸すことにされたそうです。商店街で人通りも多いので、借り手はすぐに見つかったとのことで良かったです。

コロナ前はパートさんも2人いたほどですから、広さを感じるお店で、おしゃれなインテリア用品から、商品までかなりの量の品物がありました。
カウンターテーブルと椅子は撤去処分させていただきました。年代物のウイスキーやワインもあり、大切に保管されるとのことで、丁寧に梱包させていただきました。
ディスプレイ用のグラスやおちょこなどは、非常に値打ちのあるものがありました。例えば昭和時代のコカ・コーラのグラス、キリンビールのグラス、サッポロのビアジョッキなど、マニアが喜びそうなお宝がお店の倉庫に眠っていました。インテリア小物を含めて一式で買い取りを提案させていただきましたところ、処分するためには費用がかかると思っておられたこともあり、大変喜んでいただけました。

次の借り手の内装工事や看板の設置などがすぐに始まるそうで、「自分たち夫婦だけでは、これだけの荷物を片付けるのはできなかった」とおっしゃっていただきました。あっという間に店舗の中の荷物はなくなったので、その片付けのスピードに驚いていただいたようです。「自分たちでやれば何日も掛かり、身体の疲れも半端なかったに違いない」とたいへんご満足いただけました。これからご夫婦は家庭菜園で作った野菜を料理して、ワインやお酒を飲むことを楽しんでいかれるとのことです。
リメンバーズでは、自宅だけでなく店舗が片付かなくて困っておられる場合も承ります。片付けでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。

遺品整理のお見積り・ご依頼・ご相談は、
年中無休・24時間OK!の遺品整理のリメンバーズにお任せ下さい。

  • お電話無料
  • 365日対応可能
  • お見積り無料

0120-905-349

電話受付は 9:00~20:00 / 携帯電話・PHSも無料

ページの先頭へ戻る