施設ご入所に伴う不用品処分
ご両親と別居の娘さんからのご依頼です。
認知症が進行してきたお母様と足腰が弱って日常生活が困難になられたお父様が、施設へご入所されたとのこと。必要な物を施設まで搬送済みなので、残った不用品を処分してほしいとのことでした。
既に形見分けを終えられたそうで、家に残った物は全て処分です。長年使われていた和タンスやサイドボード、テーブルなどの中でリユース可能な物は原形のまま持ち帰りますが、そうでないものはパッカー車で破砕して処分場へ運びます。
良いものを長く使う、を信条に生活されてきたご両親のお宅は、物で溢れかえることなく、スッキリとしていました。車で1時間ほどのところにお住いの娘さんは、まめに片づけにこられていたそうで、ご両親の生活環境は良かったことがうかがえます。
お部屋の片付けは分別しながらの作業です。
資源ゴミとして再利用される新聞や雑誌などの紙類、家電リサイクル対象外の小型家電や鍋・やかんといったマテリアルリサイクルされるもの、液体物、ライターやボンベのような爆発の危険があるもの等等、分別を徹底します。
サイドボードにはお酒のボトルが何本も飾られていました。
マーテルにレミー、ヘネシー等、高級ブランデーがずらりと並んでいます。他にも床下収納からは、お歳暮の熨斗紙が付いたままのブランデーの箱、免税店のウィスキー、国産のブランデーやウィスキーなどが出てきました。娘さんはアルコールを召しあがらないそうで、処分してくださいとのことでした。
サイドボードのブランデーは大半が開栓されていたのは残念です。少量しか減っていないのですから…もったないないけれど、廃棄するしかありません。
未開栓のものは、買取りさせて頂き、今回の作業代金から相殺させて頂きました。
お酒以外にどんなものが買取対象になるの?
詳細は「買取例」のページにてご確認下さいね。
Before
After