生前整理(大阪市浪速区桜川)
秋も深まり、そろそろ紅葉の便りも聞こえてくるようになりました。
紅葉は気候の寒暖差が大きいと鮮やかな彩になると言います。
もしかしたら人の人生もそんな一面があるのかもしれません。
赤く色着いた人生のページ、誰にも見せたくないこともあるのでしょう。
その日の依頼は、大阪市浪速区、余命宣告を受けたご本人様からの生前遺品整理の依頼でした。
病状もかなり悪く、自分で遺品を整理することはおろか、自宅に帰ることもできない状態とのこと。
既に形見分けは終わっているので、家財道具等を処分してほしいとのことでした。
なかでも念を押されたのが、日記帳とパソコンの処分でした。
家族の誰にも決して見せることなく確実に処分して欲しいとのことでした。
既にきれいに整理された部屋の机の上にパソコンはありました。そして鍵のかかる引き出しに数冊の日記。
依頼通りにパソコンはハードディスクを取り外し、廃棄処分に、日記はシュレッダーで処分しました。
後日、依頼者様のところに報告に伺ったとき、「ありがとう。これで心残りは何もないよ。」
と微笑まれた表情がとても穏やかなものに思えました。
死に際して、身辺整理をきちんとしたいというのは当然の思いでしょう。
余命宣告が一般的になってくるにつれ、生前整理をされる方は増えています。
手に負えないお部屋の片付け、そのままの状態から、最後まで丁寧に作業させて頂きます。お客様は何もしなくてOKです。
お見積無料、秘密厳守致します。生前整理にご興味をお持ちの方は、お気軽ご相談ください。