40代で亡くなられたセルフネグレクトの方の遺品整理
40代という若さで病死された方のご遺族様からご依頼を受け、遺品整理を行いました。
お部屋に入ると、亡くなった方がセルフネグレクトだったことがすぐにわかりました。
セルフネグレクトとは、自己放任や自己放棄と言われる、生活を維持するための行いが自身でできなくなってしまう状態です。
部屋の中は掃除が全くされておらず、洋服やコンビニ・スーパーのごみが散乱している状態でした。
トイレは便で溢れ、お風呂は全体がカビで覆われています。
その中を、ご遺族様からのご要望である貴重品と思い出の品を捜索しながらの遺品整理作業でした。
ゴミの山を一つ一つ丁寧に仕分けしていくと、一万円札が15枚以上、生前の楽しく笑っている写真、コレクションをされていらっしゃったと思われるかなりレアなテレホンカード等が出てきましたので、作業終了後にご遺族様へ引き渡しました。
故人の思い出の品を手にしたご遺族様は、子供の頃の故人との思い出を涙ながらに話してくれました。
若くしてお亡くなりになったこと、亡くなってから知ったお部屋の状況に、とてもじゃないけど自分たちだけでは整理ができなかったというご遺族様のお気持ちに少しでも寄り添えたこと、よかったと思います。
リメンバーズは、どのような状態のお部屋でも丁寧に整理いたします。
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