気持ちの整理ができずそのままにしていた実家の遺品整理
今回のご依頼は4LDKのご実家の遺品整理です。
ご両親が他界されたのは1年前。気持ちの整理ができないからと誰も住んでいない実家をそのままの状態にされていましたが、いよいよ整理しようと意を決され、リメンバーズにご依頼をいただきました。
ご両親が住まわれていたご実家には、ご依頼主様の小学校・中学校の卒業証書、文集、写真が大切に保管されていました。
また、お孫様の写真や皆さまで旅行に行かれた時の写真なども多数あり、家族を大事に思っていたんだなぁと遺品整理を行いながら心が温かくなり、ご実家の片付けがなかなかできなかったというご依頼主様の気持ちもわかりました。
お部屋の整理が全て終わり、清掃も済ませた後、ご依頼主様に確認をしていただきました。
改めてご両親への想い・家族での思い出を感じられていたのでしょう。お荷物が無くなり、ガランとした光景に、うっすらと涙を浮かべている姿がとても印象的でした。
このお姿を見て、遺品整理のお手伝いをすることの大切さ・大事さ・遺品整理士としての自覚を改めて再確認することが出来ました。
これからもこの経験を忘れることなく、ご遺族様の「心の整理」のお手伝いが出来るように精進していきたいと思います。