遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ゴミ屋敷になっていた叔父の部屋を片付けて欲しい

今回はゴミ屋敷清掃のご依頼でした。

亡くなった叔父様とは疎遠になっており、死亡連絡を受けて家に行ってみるとゴミ屋敷だったそうで、「あのような状態の部屋を自分で片付けることはできない」とリメンバーズにご依頼をいただきました。

現場にお伺いすると、部屋全体にゴミ袋がギッシリと山のように積み上げられていました。
部屋のあちこちにはコンビニ袋や食べ物の空容器が散乱しており、床が全く見えません。

なんとか足の踏場を確保し、奥の部屋に向かいました。
奥はキッチンでしたが、そこも食べ残しの袋や割りばしなどが放置されたままの状態です。

部屋全体のゴミを全て搬出し、簡単な清掃作業をしました。
汚れの酷い台所は磨き上げ、清掃後は見違えるようにきれいになりました。

作業後、ご依頼主様にお部屋の状態を確認していただきました。

「あれだけの量のゴミが詰まった部屋をこんなにも綺麗にしていただけてありがとうございました。
自分では到底できませんでした。」と涙ながらに仰ったお姿から、疎遠にはなっていたものの、ご親族の変わり果てたお部屋の状態に相当心を傷められていたことを感じました。

これからも誠心誠意、ご依頼主様の気持ちに寄り添った作業を心がけたいと思います。

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