急死した息子さんの部屋の遺品整理
先日、近所にパトカーやら救急車やらが来て大騒ぎ。
後から聞いた話によると、配達員さんがエレベーターで倒れて病院に運ばれたのですが、亡くなってしまったそうです。倒れた原因は熱中症とのことです。
もうそんな季節。十分に注意しないといけませんね。
さて、今回の依頼主は、亡き息子さん(享年48歳)のお父様。
息子さんはトラック運転手で、荷物の輸送をしていて福岡の営業所へ着いたところ気分が悪くなり、そのまま帰らぬ人となってしまったそうです。
息子さんはまだ単身者。
実家近くのアパートで一人暮らしをされていたそうです。
ショックのあまり寝込んでしまったお母様に代わり、全ての手続きをお父様お一人でなさっているそうです。
「何もかも処分して欲しい」
というのがご依頼主さまのご要望。
部屋を見るだけで気持ちが落ち込むというお母様を気遣ってのご依頼だったのでしょう。
ご依頼主様ご夫婦のお気持ちを察し、粛々と作業をすすめさせていただきました。
1DKのアパートの荷物を全て運び出し、丁寧に掃除をさせていただきお父様に連絡いたしました。
空になったお部屋を見て、ただ一言「ありがとうございました」とおっしゃられ、深々と頭を下げられたお父様。
1日でも早く辛い気持ちが少しでも和らぐことを願うばかりです。