孤独死した兄の部屋を片付けて!妹からのSOS
昨今問題になっている孤独死。高齢者の孤独死だけでなく、30代40代の孤独死も増えているようです。
今回ご依頼いただいたのも、40代男性の孤独死の現場の整理でした。
ご連絡いただいたのは故人の妹さま。
「葬儀が終わり、兄の部屋に来てみると、私一人ではどうしようもないゴミとお酒の缶やペットボトルで手の付けようがありません。」
とリメンバーズにSOS依頼がありました。
すぐに現場にお伺いすると、「アウトドア好きであんなに活発だったのに・・・」と、悲しみが癒えないご様子でした。
お部屋を確認させていただくと、大量のお酒の瓶や缶、そして食べ残しのカップ麺やお弁当、タバコの吸い殻がそこら中に散乱し、足の踏み場もない状態。
「セルフネグレクト」だったことがうかがえます。
働き盛りの男性は、様々なストレスからこのような「セルフネグレクト」に陥ることが多く、その数は女性の比にならないと言われています。
単身世帯が右肩上がりで増え続ける現状からすると、孤独死は誰の身に起こっても不思議ではないと言えます。
このような現場を目の当たりにし、残された親族の悲しみを直接お伺いする度に、どうにかならないものなのか・・・と考えさせられますね。