急逝した友人のマンションの遺品整理
山形・新潟で大きな地震がありました。
たくさんの方が避難生活を余儀なくされているとの情報に、ただただ1日も早く元の生活ができること、そして被害が大きくならないことを祈るばかりです。
先日、大阪市東成区で遺品整理のご依頼をお受けいたしました。
お亡くなりになられた方の友人からのご依頼でした。
故人様は東成区の賃貸マンションにお一人でお住まいでしたが、1ヶ月ほど前に体調を崩して入院され、その後容体が急変し、そのまま病院で最期を迎えられたのだそうです。
現場にお伺いすると、お部屋はすっきりと片付いており、ご本人様はすぐに退院してお戻りになられるつもりだったんだろうな、ということが感じ取れました。なんだか故人様がそこに居らっしゃるような感じもしました。
身寄りのない故人様の身の回りのお世話をされていたというご依頼主様も、まだ悲しみが残っているご様子でしたが、賃貸のマンションということで明け渡しの期限もあり、全てのものをできるだけ早く処分して欲しいというご依頼でした。
普段からマメにお片付けをされていらっしゃる方だったらしく、1LDKのマンションの遺品整理作業は3時間ほどで終了しました。
ご依頼主様には「こんなに丁寧に片付けていただいて、故人も喜んでいると思います。」とおっしゃっていただけました。
どんな時も、ご依頼主様や故人様の気持ちに寄り添った丁寧な作業を心がけるということを、また改めて心に刻んだ瞬間でした。