大正区・介護施設に引越しするための生前整理
フランスで6月末に45.9度という気温が観測されたというニュースが目にとまりました。スペインでも気温が40度を超え、巨大な山火事が発生したそうです。かつて経験したことのない熱波の渦中にある中、北欧のフィンランドでは気温が氷点下となり、雪が降ったそうです。
ヨーロッパで起こっている異常気象。日本でもその片鱗が見え隠れしているような気がしてなりません。
先日、介護施設にお引越しする為の運搬・生前整理のお手伝いをさせていただきました。
ご自宅はアパートの2階で、高齢になり足腰が弱くなってきたご依頼主様にとって、お部屋に上がるのも一苦労だったようです。また、アパート自体もかなり古く、近々解体するという話も出ているようで、それを機に介護施設へのお引越しを決められたのだそうです。
ご依頼主様と一緒に、「施設へ持っていくもの」「処分するもの」を一つ一つ確認しながら仕分けをおこないました。
元々整理整頓がされているお部屋でしたので、仕分けの作業はそれほど時間はかかりませんでした。
お引越しされる施設には、クローゼットやベッド、家電類が備え付けられているとのことで、家具や大型の家電類の大半は処分ということになりました。
トラックに積み込まれた荷物を見たご依頼主様が、「あんな小さな部屋にあれだけのものが詰まってたんだな」と小さく発せられた言葉に、今回の整理で、これまでの生活での思い出を丁寧に胸にしまわれたのだなと感じました。
新しい場所での生活が豊かで幸せなものになることを願っています。