遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

施設入居をきっかけに大量に荷物のあるマンションの生前整理

先日、東大阪市で生前整理のお仕事に行ってまいりました。義理の息子さんからのご依頼でした。

4DKの賃貸マンションでおひとり暮らしをされている高齢のお義父さまが身体を壊され、診療を受けた病院で、今後おひとりで暮らすのは難しいということで、施設への入居をすすめられたそうです。

施設への入居にあたり、現在おひとりで暮らしているマンションを退去するので片付けてほしいとのご依頼でした。

当初、片付けは入居する施設の指定する業者へ依頼をしないといけないと、病院側から言われたらしいのですが、後日、別の施設への入居が決まったらしく、指定業者を使う必要がなくなったので、リメンバーズへご依頼をいただきました。

ご依頼主さまは、以前からリメンバーズのことを知っていただいており、安心で信頼できるリメンバーズへとご依頼をいただいたのです。

作業当日は、ご依頼主さまから「事前に必要なものは確保して自宅へと移動してあるので、マンションの中にある物はすべて処分していいただいて大丈夫です。」とのことで作業をスタートしました。

ご依頼主さまのお住まいは、作業現場であるお義父さまのマンションの近くだったので、作業中も何度か顔を出されて様子を見に来られていました。

作業を進める中で、通帳や現金、貴金属品などの貴重品がいくつも出てきたので、まとめて作業後にご依頼主さまにお渡しし、確認をしていただきました。

今回の現場は、かなり荷物の多いご自宅でした。
お義父さまがおひとりで過ごされていらっしゃったそうですが、以前はご家族で住んでおられていたのでしょう。たくさんの家財道具や電化製品、日用品などがありました。部屋数も多く、ひと部屋ひと部屋には大きく収納力のある押し入や物入れがあり、その中にもたくさんの荷物が詰まっている状況でした。また、タンスなどをはじめとした大きな家具なども多くありました。

荷物の多さから、スムーズに荷物の搬出をおこなえるように、6人体制のスタッフで作業をおこないました。

現場がマンションの一階部分だったので、階段やエレベーターも使用せずに済んだこともあり、スムーズに搬出できました。また、トラックやパッカー車をマンションの玄関口につけることができたのもあり、予想していたよりも早い時間で搬出作業をおこなうことができました。

現場がマンションの際など、ご自宅のある階数や、玄関からエレベーターホール、エントランス、マンションの出入り口までの距離、そして、トラックを駐車してある場所までの距離で作業時間が大きく変わってきます。

荷物の搬出の距離は作業費用にも大きく関わってきます。
作業費用は基本的に、処分するゴミや荷物の量と、お部屋からトラックまでの搬出の距離で計算されます。

作業後、すべての荷物を搬出して何もなくなった部屋を見て、ご依頼主さまは非常に満足してくださいました。

「あれだけのすごい量の荷物を、こんなに短時間で処理できるなんて、本当に驚きました。さすがプロですね!やっぱり、リメンバーズさんにお願いしてよかったです。当初は、指定業者を使用してくだいさいと言われて、こちらでは選ぶこともできず、不安で仕方なかったんです。やっぱり安心できて、信頼できる業者じゃないと依頼なんてできないですよ。」
とおっしゃられていました。

ご依頼主さまの喜んでおられる顔が見ることができること、感謝のお言葉、お褒めのお言葉をいただけることが、我々にとって一番の喜びであり、仕事の糧になり、財産です。

これから、ご依頼主さまのお義父様の施設での生活が有意義なものでありますように、心より願っております。

遺品整理のビフォー画像

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