遺品整理は亡くなった方との想いを重ねる時間
「大福茶」って知っていますか?新年に一年の幸福と健康を願って飲むお茶のことだそうです。京都での習わしなのだそうですが、先日初めて知りました。その背景もそうですが何より「大福茶」という名前にピンときて、購入しちゃいました。今はお正月がくるのが楽しみでなりません。来る年の多幸を願うという待ち遠しさも含め、良い買い物をしたなぁと思っております。
今回ご依頼いただいたのは、2DKの集合住宅での遺品整理です。
ご依頼者様は40代女性の方で、故人はお父さん(享年65歳)との事でした。
これまでご親族で整理をされていたようですが、大型家具や大型家電などの処分にお困りになったとのことで、リメンバーズにご依頼をいただきました。
タンスの中も一通り確認したとのことでしたが、回収前に念のため確認させていただくと、奥の引き出し中から旧札や記念硬貨などの貴重品とお写真が出てきました。
ご依頼主様にそれらをお返しすると、とても喜んでくださいました。
我々の仕事は遺品を不要な物必要な物に分けて整理することですが、亡くなった方との想いを重ねる時間を作りたいという気持ちもございます。ですので、結婚当初の写真や昔飼っていたペットの写真等、故人様との思い出の写真などを見て懐かしんでいただけているお姿を見ると、本当に嬉しく思います。
遺品整理作業後は、簡易清掃をさせていただき作業終了です。
最後に「お父さんも喜んでいると思います。」とのお言葉をいただき、涙がこぼれそうになりました。
お父様は天国からずっと娘さんを見守ってくれていることでしょうね。