遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

孤独死後、時間が経過した現場の特殊清掃

今年は記録的な暖冬だそうです。
我々としては、作業をする時、寒すぎるのは辛いので暖かい方が良いのですが、スキー場など観光地では大変な事態だと思います。観光地の雪不足が解消されることを切に願っております。

大阪市城東区で特殊清掃のお仕事をおこなってきました。
不動産会社からのご依頼で、アパートで独居の高齢者の方が孤独死をされたお部屋の清掃でした。

アパートの住人から悪臭がするという苦情が発生したのがきっかけで、ご遺体が発見されたそうです。
死後時間が経過して死臭が漂うようになり、アパート内の廊下まで臭いが漏れている状況でした。
ご親族の方は遠方で立会いができなかったため、不動産会社の方から鍵をお借りして作業をスタートしました。

臭いの元を除去する前に、まずはお部屋の荷物の搬出作業から始めました。アパートの玄関は、大通りから脇道を入ったところにあるため、玄関付近には車を止めるスペースがありませんでした。大通りにトラックの駐車スペースを確保してからの荷物の搬出作業となったため、少し時間を要しました。

荷物をすべて搬出し終わってから、臭いの元の除去作業を始めました。
体液が染み込んでいる箇所はすべて除去していきます。フローリングにも染み込んでいたので、その部分はフローリングを剥がしました。
その後、オゾン脱臭装置を使用して、臭いの元を完全に消し去りました。

作業終了後、不動産会社の担当者様から、「完全に臭いが消えました。本当にすごいですね!アパートの住人の方々から苦情が出ていたので、素早く対応していただいたことにも感謝しています。」とおっしゃっていただけました。

特殊清掃もかなりの実績があるので、アパートやマンションのオーナー様から大変喜ばれています。
孤独死などでお部屋が汚れてお困りの時は、リメンバーズにお問い合わせください。

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