お母様との同居をスタートする前の実家の片付け
受験シーズン真っ只中。
ひとりでも多くの受験生の方に「サクラ咲く」の吉報が届くことを祈っています。
先日、大阪市阿倍野区で遺品整理と生前整理の2つの片付けのお仕事をおこなってきました。
半年前に、ご依頼主様のお父様が亡くなられ、その後一軒家のご実家でお母様がおひとりで暮らされているそうなのですが、ご高齢のお母様のおひとりでの生活が心配で、長男であるご依頼主様家族が同居をすることを決められたそうです。
同居にあたり、1階の1部屋をお母さまの住居に、2階の3部屋をご依頼主さま家族が住まわれるということで、お父さまの荷物やご両親が使ってきた家財道具を片付けてほしいとのことでした。
また、隣接しているガレージに荷物が山積みになっているそうで、ご依頼主様の車を入れるためにすべて撤去してほしいとのことでした。
処分する荷物がかなりの量だったので、通常よりもトラックの数を増やして現場へと向かい、ご依頼主様、お母様立会いのもと作業をスタートしました。
家電や家財道具などは、ご依頼主様が使っているものを使用するということで、ご両親が使っていた物はすべて処分しました。家の中の不用品をすべて搬出した後、ガレージへと作業を移しました。
ガレージ内には粗大ゴミが山積みになっていました。お母様が「主人も私も高齢になって荷物を運べなくなり、ガレージに入れないぐらいまでパンパンになってしまって困っていたんです。」とお話しされていました。
作業終了後には「主人との思い出のもの、子供たちが小さかった時のものなどを処分するのは寂しですね。作業を見ていると悲しくなってきました。でも、同居してくれる息子とお嫁さんには本当に感謝しています。何より、孫と同居できるのが楽しみなんです。」と、最後は笑顔でお話しされていたお母様が印象的でした。
ご依頼主様ご家族のこれからの新たな暮らしが、サクラ咲くような華やかなものになることを願っております。