施設入居は寂しくもあり楽しみでもある〜施設入居に伴う生前整理〜
今年のNHK大河ドラマは、明智光秀が描かれています。
明智光秀といえば、歴史の教科書にもある「本能寺の変」が有名ですが、『三日天下』という言葉の由来でもあるそうです。
先日、50代女性からのご依頼で、生前整理のお仕事をおこなってきました。
ご依頼主さまのお父さまがご高齢になり、ひとりでの生活が困難になってきたので施設へ入居されるということでのご依頼でした。
大阪市港区にある現在の家は、売却して施設の入居費用に充てるため、家の中のものはすべて処分してほしいとのことでした。
家財道具のほとんどは施設に持っていけないということで、買取可能な家電品をのぞきすべてを処分させていただきました。テレビなど状態の良い家電品は、買い取りをさせていただき、作業費用から相殺させていただきました。
押入れからは、ご依頼主さまが子どもの頃の思い出の品がたくさん出てきました。ご依頼主さまはそれらを手に取りながら懐かしんでおられるご様子でした。
作業終了後お父さまからは、「ありがとうございました。自分が若い頃にがむしゃらに働いて建てた念願のマイホームを手放すのは寂しいですが、身体や年齢のことを考えると仕方ないですね。入居する施設は、娘の家の近くにあるので、孫たちに会える機会が増えると思うと楽しみでもあります。」とおっしゃられていました。
お父さまの施設での生活が有意義なものになりますよう、心よりお祈り申し上げます。