ゴミ屋敷の中での遺品整理
マスクの高値転売が3月15日から法律で禁止になりました。
現在もマスクの供給は追いつかない状況です。一刻も早く品薄の状態が解消され、本当に求めている人々の手元へ届くことを切に願います。
先日、茨木市でゴミ屋敷の片付けに行ってまいりました。
現場は、3階建てのアパートの2階部分、2DKの間取りで、住人の方は1ヶ月ほど前に入院され、そのまま亡くなられたそうです。
当日は、近所に住んでいるご親戚の方から鍵をお借りして、作業をスタートしました。
ご親戚の方からは、「臭くて、汚くて、部屋に入るのも嫌なんです。部屋にあるものはすべて処分してください。でも、部屋の中に、通帳や現金など貴重品があると思うので、見つけていただければ助かります。」とのご要望がありました。
玄関を開けると、足の踏み場もないほどのゴミの山。部屋中に、カップ麺の空容器と焼酎の入っていた特大サイズの空ペットボトルが散乱している状態でした。食べ残しも多くあり、腐敗臭が鼻を刺しました。また、ゴキブリなどの害虫も大量に発生していました。
まずは、すべてのゴミを袋にまとめて搬出し、その後、家具、電化製品など家財道具を搬出。部屋を空っぽの状態にしてから消臭、除菌作業をおこないました。
ご依頼主様よりご要望のあった通帳も無事見つけることができました。また、現金が入った封筒もいくつか見つかったので、作業後まとめてご依頼主様にお渡しして、作業を完了しました。
我々の仕事もマスクは必須です。今回のようなゴミ屋敷は、マスクなしで入ると感染症にかかってしまう危険もあります。一刻も早くマスクの供給が追いつくことを願っています。