足が不自由だったお父さま宅の遺品整理
芸能界での薬物に関するニュースがテレビを賑わせています。最近では、未成年による薬物のニュースもよく耳にします。このような報道がされる度に、社会全体が一丸となって薬物根絶を誓い、取り組まなければならない大きな問題だと改めて考えさせられます。
今回は、大阪市城東区で遺品整理のご依頼があり、行ってまいりました。
ご依頼主さまのお父さまが、一人暮らしをされていたマンションの片付けでした。
お父さまは少し足が不自由で、掃除や片付けが十分にできていなかったようで、部屋には物が多く散乱し、ゴミ屋敷に近い状態でした。
まずは、散らかっているゴミをまとめる作業から始め、その後、家財道具の片付けへと作業を移しました。マンションの玄関前が車の入れない小道だったため、離れたところにトラックを止め、何度も往復をして荷物を搬出しました。
ご依頼主様から「通帳が見つからないので、片付けながら探してほしい」とのご要望を承っており、慎重に捜索をさせていただいたところ、通帳や現金、貴金属などを見つけることができました。
作業に立ち会っていたご依頼主さまが、お父さまの写真を手に取りながら、「何度も同居を勧めたんですが、絶対に嫌だと頑なに断る頑固な人でした。」と寂しそうな顔で話されていたのが印象的でした。
無事に搬出が終わり、荷物が無くなった状態の部屋を確認していただき作業を完了しました。