遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

交通事故で亡くなられた方の遺品整理

先日、コメディアンの志村けんさんが、新型コロナウイルスに感染して肺炎を発症し亡くなられました。著名人の方が亡くなられたことによって、より世間が新型コロナウイルス感染に対して危機感を覚えたことと思います。その後も、芸能界、スポーツ界などで著名人の感染が増加しています。
また、大阪でも日に日に感染者が増加して、緊急事態宣言も発令されました。この事態を一刻も早く収束させるために、不要不急の外出を控え、一人ひとりの地道な努力が必要ですね。

少し前ですが、門真市の団地で遺品整理のお仕事をおこなって参りました。

故人は、ひとり暮らしをしていた40代の男性。交通事故で亡くなられたそうで、親戚の方からのご依頼でした。

現場は、4階建ての団地の最上階で、3LDKの間取りには、最新式の家電や高価なアンティーク家具などの家財道具が揃ったお洒落なお部屋でした。

ご依頼主さまからは、すべてのものを処分してくださって構いません。とのことだったので、家電や家具は下取りをして、作業費用から相殺させていただきました。

現場の団地にはエレベーターが無かったため、時間を要すると考え、通常よりも多い人数のスタッフで向かいました。また、団地の住人の方々にご迷惑がかからないように、十分に配慮しながら搬出作業をおこないました。

当たり前のことですが、今回の現場のように、階段で荷物を搬出する際には、安全面をはじめとした住人の方々への配慮を徹底しなければなりません。いくら、手間がかかり、時間がかかったとしても、そこに気をつけて作業をおこなうことがプロとして当然のことと考え、日々仕事へ取り組んでいます。

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