高齢のお母さま宅の整理と片付け
5月10日は、母の日です。
母の日のプレゼントの定番といえば、カーネーションですが、赤いカーネーションの花言葉は、『母への愛』だそうです。今年は直接会うのが難しい状況なので、電話などで感謝の気持ちを伝えた方も多いのではないでしょうか。
少し前の話になりますが、和泉市で生前整理のお仕事をおこなって参りました。
お母さまの身体が年々不自由になり、息子さんであるご依頼主さま家族との同居を決められたそうで、生前整理のご依頼でした。
お一人暮らしをされていたお母様のお部屋は年とともにお手入れが行き届かなくなり、ゴミ屋敷状態になっているとのことでした。
当日は、ゴミの片付けから開始をしました。ゴミを分別しながら袋へとまとめていき、すべてを搬出し終えてから、生前整理へと作業を移しました。
お母さまは、新居へ持っていく大事な物を荷造りされていました。
新居のお母さまの部屋は8畳ほどになるため、ほとんどの家財道具を処分しなければなりませんでした。
お母さまにとっては長年暮らしてきた家であり、ご依頼主さまにとっては生まれ育った家。私たちの作業を見ながら、どこかさみしげな顔をされていらっしゃいましたが、どんどん片付いていくお部屋を見て気持ちの整理もされていらっしゃったのでしょう。作業後には「ありがとうございました。これから少しでも親孝行ができればと思っています。」と話されていました。
これからの、同居生活が充実したものになることを心より願っています。