独り身だったお兄様の遺品整理
自宅で過ごす時間が増え、毎日の自炊に疲れている人も多い中、時短料理が注目を浴びているようで、グッズやレシピ本、ブログなどが人気になっているそうです。
今夜のご飯は、時短料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
先日、岸和田市にお住いの高齢のご婦人から遺品整理のご依頼をいただきました。
近所で、ひとり暮らしをしていたお兄さまがお亡くなりになり、アパートの部屋を月末で明け渡さないといけないので、片付けてほしいとのことでした。
事前にご依頼主さまに鍵をお借りして、当日は現場に到着次第作業をスタートしました。
1LDKの部屋は、家財道具も少ないシンプルなお部屋でした。貴重品や写真など大事なものは、事前に取り来られているため、部屋にあるものはすべて処分してほしいとのことでした。
作業途中、ご依頼主さまがジュースやお菓子などの差し入れを持って様子を見に来てくださいました。
すべての荷物を搬出し終え、何も無くなった部屋を確認していただきましたところ、「兄は独り身で、身寄りは妹である私だけだったんです。兄の遺品を片付けることができて、気持ちの整理もできたような気がします。」と話されながら、目にうっすら涙を浮かべられていました。
リメンバーズは、ただお部屋を片付けるだけではなく、ご依頼主さまの心に寄り添い、心の整理や気持ちの片付けのお手伝いができればと考え、日々仕事に取り組んでいます。