悪臭のする部屋の特殊清掃とゴミの処理(1)
先日、不動産会社からのご依頼で特殊清掃とゴミの片付けをおこなって参りました。
現場は、城東区にある1LDKのマンション。
住人が亡くなられ、ご遺体発見までかなりの時間が経過していたそうです。
ご遺体のあった場所の汚れが酷いので綺麗にしてほしいとのご依頼でした。
当日は、不動産会社の担当者さま立ち会いの元、作業をスタートしました。
部屋に足を一歩踏み入れると、鼻を刺すような死臭が充満している状態でした。
また、部屋中ゴミだらけだったことから、ご遺体のあったリビングダイニングのみで生活をしていたことがわかりました。
ご遺体があった場所は、体液がフローリングの下地まで染み込んでいたので、その部分のフローリングを剥がし、下地も処理をして、悪臭除去対応をしました。
また、ご遺体を運び出す時、壁に体液が付着したようですので、その場所もクロスを剥がし、壁材を切り取って処理をしました。
それでもまだ臭いが残っていたので、オゾン脱臭装置を使用して、滅菌処理をおこなうことで、ほとんど悪臭が無くなりました。
特殊清掃は、豊富な知識と経験、そして最新の設備が必要です。
リメンバーズでは、不動産会社さまや家主さまなどからのご依頼も多く、清掃業者さんに難しいと断られたという現場も少なくありません。
今回も、不動産会社ご担当者さまに作業をお褒めいただき、追加で部屋のゴミ処理のご依頼もいただきましたので、翌日におこなうことになりました。