妻亡き後、ひとり暮らしには広すぎるマンションの片付け
大阪市都島区にあるマンションで遺品整理と生前整理のご依頼をいただきました。
現場は、高級マンションの最上階。奥さまが亡くなられ、ご依頼主さまひとりでの暮らしに今のマンションは広過ぎるということで、娘さん家族がお住まいの近所にあるアパートに引っ越しされることにしたそうです。
奥さまの荷物は、事前にある程度まとめていただいてありましたので、マンション内の通路、エレベーター、エントランスなどを養生した後、搬出入専用のエレベーターにて次々と搬出をしていきました。
引っ越し先は、部屋数も少なく狭くなるので、現在使っている家具や大型家電は使わないということで、買い取りをさせていただきました。
また、ひと部屋は奥さまの趣味だったという絵を描かれる部屋になっていました。描きかけの絵がいくつかイーゼルに立て掛けられていたり、額に入った作品が何十枚も置かれていたりしました。
ご依頼主さまからは、「妻のお気に入りだった作品と、私のお気に入りの作品は取り除いてあるので、ここにあるものはすべて処分してください。本当はすべて保管しておきたいのですが、さすがにこれだけの量は無理なので仕方がないです。」と寂しそうな表情で話されていましたが、作業終了後には「これから娘の近くに住むので孫たちに会える機会が増えるので楽しみです。」少し笑顔を覗かせていたのが印象的でした。
ご依頼主さまの新しい生活が充実したものになることを心より願っております。