コロナの影響でゴミ屋敷になったお宅の片付け
先日、奈良県にお住いのご夫婦から仕事のご依頼の電話が鳴りました。
内容は、息子さんが住んでいた東淀川区のワンルームマンションを、月末に退去するので片付けてほしいとのことでした。
フリーターだった息子さんは、新型コロナウイルス感染拡大による影響で、バイト先の居酒屋が閉店、他のバイトも見つからず引きこもりになってしまったそうです。
現在は、実家へ連れ戻したそうですが、部屋が荒れ果て、ごみ屋敷状態になっていて、精神的にも酷く病んでいたようです。
現場は、スナック菓子の袋や食べかす、大量の缶ビール、缶チューハイの空き缶、ネットショップの段ボール箱、山積みの洗濯前か後かわからない衣類が部屋を埋め尽くしている状態でした。
また、ベランダには、ご自分で片付けようとした後であろう、ゴミがパンパンに詰まったコンビニの袋が大量に積まれていました。
それらすべてを、きちんと分別しながら袋へと詰めていき搬出をしていきました。
すべての荷物を搬出後、ご両親に確認をしていただき完了しました。
新型コロナウイルス感染拡大により、今回のような状況に陥っている方は少なくないかも知れません。
今回のケースは、ご両親が気づかれたことで助かりましたが、手遅れになっていたかもしれないと思うと怖いことです。
ひとりで悩まず、ご家族、友人、またそれが無理なら、役所や行政の相談窓口などもあるので、まずはご相談を。