ご主人の遺品整理と実家へ戻るための生前整理
先日、大阪市住吉区にある一軒家の片付けをおこなって参りました。
現場は、住宅街に建つ3階建てのお宅でした。
ご依頼主さまは、60代のご婦人。ご主人が亡くなられたのを機に実家の和歌山に戻り、ひとり暮らしをしている90代のお母さまとの同居を決められたのだそうです。
当日は、ご依頼主さま立ち会いの元、3階部分から作業をスタートしました。
独立したお子さんたちの思い出の詰まった荷物が多くありましたが、すべて処分してくださいとのご要望でした。テレビや冷蔵庫、洗濯機、レンジなどの家電類は実家へ持って帰るとのことでそのままにしておきました。
亡くなられたご主人の趣味だったというロードバイク3台は買い取りをさせていただきました。買取り金額の高さにご依頼主さまは大変驚かれていました。
不要な荷物をすべて処分し、ご実家へ持っていかれる荷物のみを残した状態にして、作業を完了しました。
「子供たちも全員独立したので、ここでひとりで暮らすより、最後に親孝行できればと思って和歌山へ戻ることを決めました。母は強がって帰ってこなくていいと言いますが、実際はとても喜んでいると兄から聞きました。」と話されていたご依頼主さま。
お母さまとの何十年ぶりの親子水入らずの生活が有意義なものとなることを心よりお祈り申し上げます。