コロナ禍で久々に会う父親の施設入所のための生前生理

少し前の話になりますが、生前整理と同時にゴミ屋敷になっているお部屋の片付けのご依頼をいただきました。

コロナの影響で長らく会っていなかった高齢のお父様に久々に会いに行ったら、部屋がゴミ屋敷になっていて、ひとり暮らしが心配な状態になっていたのだそうです。

兄弟で話し合い、お父さまは施設に入所することが決まったので、生前整理とゴミ屋敷になっている部屋の片付けをしてほしいとのことでした。

現場は、旭区にある３DKのマンション。

扉を開けると、玄関からゴミが山積みでしたが、悪臭はそこまでしませんでした。

部屋の中へ進むと膝の高さぐらいまでのゴミで溢れていました。

ゴミは、アルコールの空き缶、空のペットボトル、惣菜の空きパックや弁当の空き容器が中心でした。また、ナイロンのレジ袋、新聞、段ボール箱、汚れた衣類も大量に散乱していました。

まずは、部屋中のゴミをひとつひとつ手作業で分別しながら、ゴミ袋へと詰めて搬出していきました。この作業に大半の時間を費やしました。

ゴミをひと通り処分した後、ご依頼主さまから、施設へ持って行く家財道具の指示を受け、それ以外の不要な家財道具を搬出しました。

大型の家具や家電から順番にトラックへ積み込み、その後、衣類、生活用品をすべて袋に詰めまとめて処分しました。

その後、追加で清掃のご依頼もいただいたので、清掃作業をおこない無事に作業を完了しました。

お父さまの施設での生活が有意義なものになることを心より願っております。