コロナでセルフネグレクトに!ゴミ屋敷となった妹さんの部屋の片付け
先日、大阪市東住吉区にあるマンションでゴミ屋敷の片付けをおこないました。
ご依頼は、ゴミ屋敷の住人のお姉さまからでした。住人である妹さんは、コロナで派遣切りにあい、精神的にも弱っていき、セルフネグレクトになってしまったそうです。
現在は、一旦ご依頼主さまの家に住みながら病院へ通われているそうで、入院までには至らずご依頼主さまもひと安心されているとのことでした。
現場は、1LDKのお洒落なデザイナーズマンションでした。
玄関の扉を開けると、臭いがあり、玄関からリビングダイニングまでの通路には、ゴミがまとめられた袋や段ボールが山積みになっていて歩けない状態。それらをかき分けて中へ進みました。
リビングダイニングには、飲み物が入っていた空のペットボトルや紙パック、空き缶、インスタントラーメンの容器やスナック菓子の袋などが山積みになっていました。
キッチンには、使って汚れたままの皿やカップ、調理器具などが山積みになっていて、小さな虫が発生していました。
寝室にもお菓子の袋と空き缶が散乱しており、ベッドの上には、洗われていない状態の大量の衣類が山積みになっていました。
部屋中のゴミを搬出し終え、妹さんの大切なものだけを残して、その他はすべて処分をして作業を終了しました。
ご依頼主さまからは「妹には一から再出発してほしいので、この部屋は引き払って、体調が戻り次第、私の家の近所に部屋を借りようと考えています。」と話されていました。
妹さんが一日も早く元気になられることを心より願っております。