息子さん家族と同居のための生前整理で出てきた切手の買取り
少し前の話になりますが、生前整理のお手伝いをしてきました。
ご依頼は高齢のご婦人からでした。
連日のコロナのニュースや自身の身体の衰えに不安を感じ、息子さん家族との同居を決められたそうです。
現場は、大阪市鶴見区にある昔ながらの一軒家。ご依頼主さま立会いの元作業に取りかかりました。
息子さん宅へ持っていく家電や衣類などの一部の家財道具を残して後は処分してくださいとのことでしたので、年代物のタンスや、テーブル、ベッドなどの大型の家具から運び出しました。その後、不要な衣類や生活雑貨などを分別しながら袋へとまとめていき搬出をしていきました。
数年前に亡くなられたご主人の書斎を片付けているときに、ご主人が生前集められていたという古銭や切手が出てきたので買取りをさせていただきました。
切手のコレクションの中には、中国の昔の切手があり、かなりの高額で買取りさせていただきました。また、古銭の中にも数点高額なものがありました。
作業終了後、ご依頼主さまへ切手と古銭の買取価格をご報告させていただいたところ、あまりの高額な価格に大変驚かれていました。
「このまま残しておいても私には宝の持ち腐れ、そのお金をこれから同居する孫たちに使ってあげた方が、天国の主人も喜ぶと思います。」と笑顔で話されていました。
ご依頼主さまの、息子さん家族との新たな同居生活が、有意義なものになることを願っております。