5年以上放りっぱなしの実家の片付け
大阪市旭区の住宅街で、空き家整理のご依頼がありました。
5年以上放りっぱなしの実家を取り壊すことが決まったので、家の中にあるものをすべて処分してほしいとのことでした。
ご近所に住んでいるご依頼主さまが、月に一度は風を通すために窓を開けに来ていたそうですが、家全体はカビ臭さがあり、家電類、家具類も劣化しておりリサイクルは難しく、すべて処分せざるをえませんでした。
現場は3階建てで、1階が駐車場と玄関、2階・3階が住居となっていました。
3階から取りかかりました。
寝室、書斎、納戸と順に、当時のまま残っている家具、家電や衣類、生活日用品などを運び出していきました。
片付けの途中に、お札、小銭、中身の詰まった貯金箱が出てきたので、ご依頼主さまにお渡しをしました。
2階にはLDKとバス、トイレがありました。家電、家具の大型の荷物を運び出してから、台所用品、キッチン雑貨などを運び出していきました。
その後、1階の駐車場に放置されてあったブラウン管テレビと壊れて錆びついた自転車、また劣化したスタッドレスタイヤが山積みになっていました。これらを運び出して作業を終了しました。
作業後、ご依頼主さまは「ありがとうございました。これで肩の荷がおりました。実家の売り手がついて嬉しいのですが、思い出の場所が無くなるのは少し寂しいですね。」と安堵の言葉を発しながらも、寂しげな表情を浮かべられていたのが印象的でした。
放りっぱなしの空き家をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、リメンバーズへご相談ください。