若くして病気で亡くなられた息子さんの遺品整理
奈良県にお住まいのご夫婦から電話があり、「大阪でひとり暮らしをしていた息子の遺品整理を手伝ってほしい」とのご依頼がありました。
見積もり時にお話をお伺いすると、息子さんはまだ30代。若くして急病で亡くなれたそうです。
マンションの解約の手続きもあるので部屋を片付けなければならないが、気持ちの整理がつかず、辛くて片付けが進まないので手伝ってほしいとのことでした。
現場は、大阪市東淀川区にある1LDKのマンション。
憔悴しているご依頼主さまたちの気持ちに少しでも寄り添えるよう心がけ、遺品ひとつひとつを丁寧に片付けていきました。
部屋の一角にはコレクションケースがあり、中にはフィギュアがずらりと並んでいました。
中にはレアなものもあり、高価買取りをさせていただきました。
家電類も買取りをさせていただき、それ以外の荷物はすべて奈良のご自宅へ運ばれるということだったので、箱にまとめました。
作業終了後お母さまは「思い出の品はすべて置いておきたかったのですが、フィギュアは私たちにはよくわからないですし、価値のわかる方にお譲りしたほうが息子も喜ぶと思います。」と目に涙を浮かべながら話されていました。
故人様のご冥福を心よりお祈りいたします。また、ご両親が早くお元気になられることを願っております。