施設入居のための片付けのご依頼
今回は、施設入居のための生前整理をおこなってきました。
ご依頼は入居されるご本人さまからでした。
ご主人が亡くなってひとりになり、子どもたちに迷惑をかけたくないので、施設に入ることを決められたそうです。
現場は、生野区にある4LDKの2階建ての一軒家。
家は売却するので、持っていく荷物以外はすべて処分をしてほしいとのことでした。
ご依頼主さまと娘さんが立ち会っていただき、作業をスタートしました。
家具、家電、衣類、生活用品と順に搬出していきました。
娘さんが子どものころ使っていたというベッドや勉強机も当時のまま残っていました。
ご主人の書斎には多くの本があり、一部は安い金額ですが買取りをさせていただきました。
家電類は施設に持っていけないとのことで、娘さんのところへ持っていく一部の家電を除いて搬出していきました。
リビングには、ご主人が集められていたというブランデーやウイスキーが並べられていました。これらは買取りをさせていただきました。
不要なものはすべてを運び出して作業を完了しました。
ご依頼主さまも娘さんも喜んでくださいました。
しかし娘さんは、ご依頼主さまが居ないところで「本当は母と同居をしたかったのですが、主人の親と同居しているため難しく諦めざるを得ませんでした。」と少し寂しげな表情を浮かべられていました。
ご依頼主さまの施設での生活が充実したものとなることを心より願っています。