遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

娘さん宅の近所に引っ越すための生前整理

9月20日は、コロナ禍で2度目となる敬老日。
直接会ってお祝いすることは難しいのが現状ですが、テレビ電話でお祝いの言葉を伝えたり、贈り物を送ったりと、おじいちゃん、おばあちゃんに感謝の想いを伝えたいですね。

先日、生前整理のご依頼をお受けしました。

お見積もり時にご依頼主さまからお話をお伺いすると、半年ほど前にご主人が他界し、ひとり暮らしになったのを機に娘さん宅の近所に引っ越すことを決めたので、片付けを手伝ってほしいとのことでした。

現場は、大阪市生野区にある4LDKのマンション。

ご依頼主さまは「新居は2LDKと狭くなるので、かなりの量の家財道具を断捨離します!」と意気込んでいらっしゃいました。

まずは、物置部屋になっているお部屋から作業に取りかかりました。

洋服ダンスがいくつもありましたが、すべて処分されるとのことで搬出をしていきました。
中の衣類は、新居へ持って行くもの行かないものをご依頼主さま、娘さんに仕分けをお願いしました。
また、ご主人の衣類も多く残っており、それらはすべて処分をしました。

ご主人の書斎だったという部屋は荷物がそのままの状態でした。
部屋の中央には全自動の麻雀卓が置いてあり、買取りをさせていただきました。
その他、大事なものは形見分けの際に事前に取り除かれているとのことで、すべて処分するために搬出していきました。

その後、ご依頼主さまのお部屋、リビング、ダイニングの家財道具は、ほとんどを新居に運ばれるということでしたので、指示を受けた一部の家財道具のみを搬出しました。

最後はご依頼主さま、娘さんに確認をしていただき作業を完了しました。

ご依頼主さまが、新居で楽しい毎日を過ごされることを願っております。

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