遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

木造アパートの孤独死現場を特殊清掃

メジャーリーグでは、エンゼルスの大谷翔平選手、ブルージェイズのゲレーロjr.選手、ロイヤルズのペレス選手と三つ巴のホームラン王争いがおこっています。大谷選手はここにきて苦戦を強いられていますが、ぜひ頑張っていただいて、日本人初のホームラン王を獲得してもらいたいです。

少し前の話になりますが、孤独死現場で特殊清掃をおこなって参りました。

現場は、大阪市旭区の昔ながらの住宅街にある木造のアパートでした。

ご遺体の発見が遅かったため、部屋の外まで悪臭が漂っていたそうで、住人からの連絡によりご遺体の発見に至ったとのことでした。

アパートの管理会社の方立ち会いでの作業となりました。
管理会社の方は新人さんで、ご遺体跡の清掃作業に立ち会うのが初めてとのこと。
悪臭に我慢できないと部屋の外で待たれていました。

ご遺体があったのは畳の部屋でした。

体液が畳まで染み込んでいる状態だったので畳を撤去。その下の木造の下地部分にまで染み込んでいたので、染み込んだ下地の木を丸々ノコギリで切り取りました。

臭いの根本を除去したことにより、ほとんど臭いが無くなりましたが、念のためにオゾン脱臭装置を使用して高濃度のオゾンの力で消臭、滅菌をおこないました。

悪臭が無くなり、管理会社の方に確認をしていただき作業を完了しました。

管理会社の方は、「部屋に入ることもできないほどの悪臭がまったくしなくなりました。これが特殊清掃のプロのお仕事なのですね」と大変驚かれていました。

特殊清掃は、一般の清掃とは大きく異なります。
不動産業の方、管理会社の方、大家さんなどで、特殊清掃が必要な際は、ぜひリメンバーズへご相談ください。

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