遺品整理人ブログ

遺品整理の仕事現場のお話や遺品整理業者が日々感じていることなどをご紹介します。

ごみ屋敷となった部屋を引き払いご実家へ

少し前の話になりますが、若い女性の方からのご依頼でごみ屋敷の片づけのお手伝いをお受けしました。

ご依頼主さまは、仕事で精神的に追い詰められ、引きこもりのような状態になってしまったそうです。
心配をしたご両親に説得され、鳥取のご実家に戻ることになったので、マンションの退去前にごみ屋
敷になっている部屋の片づけを手伝ってほしいとのご依頼でした。

今回は、若い女性のお住まいということもあり、少しでも安心していただくために、お見積り、作業には女性スタッフをメンバー構成して挑みました。

現場は、大阪市福島区にある駅近の外観がオシャレな1Kのマンション。

扉を開けると臭いがあり、玄関・廊下には、雑誌、漫画、ネット通販のダンボール箱が山積みでした。まずはそれらをまとめて紐で縛り運び出し、搬出通路を確保しました。

キッチンのシンクには、調理器具、食器、カップ麺やお弁当の容器が積まれていて、コバエが飛んでいる状態でした。

部屋には、酎ハイやビールの空き缶、ジュースやお茶のペットボトル、お菓子の袋や箱が膝丈まで積まれていました。

また、オプションでユニットバス、キッチンと水回りの清掃作業をご依頼いただきました。

作業終了後、ご依頼主さまはホッとした表情を見せられていました。
私たちスタッフもご依頼主さまの笑顔が見られて嬉しく思いました。ご依頼主さまが、毎日を笑顔で送ることができる日が早く訪れることを願っております。

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